昨日10月22日(日)に、玉川学園幼稚部の合格報告がありました。
玉川学園幼稚部は古くから幼児教育の内容や施設の素晴らしさに高い定評を受けています。系列大学の玉川大学は教員養成で有名な大学で、教育学部の初等教育専攻は全人教育の理念を担い、幼稚園教諭、小学校教諭を養成します。その系列附属幼稚園である幼稚部は教員養成の実践の場です。
また、乳幼児発達学科は乳幼児科学に関する科目を数多く用意して幼稚園や保育所、そして認定こども園だけでなく、子育て支援の分野でも活躍できる人材育成を行っています。
創立者・小原國芳氏の重視した「労作」は、「一級品に触れる」本物体験として、教育学部の教員としての実践力養成に大いに活かされています。お茶の水女子大学附属幼稚園や日本女子大学附属豊明幼稚園等々と並び、教育内容に定評があるのは当然です。
加えて、附属小学校から高校を通じたK-12一貫教育である日本語と英語のバイリンガル教育「BLESプログラム」の準備教育として2016年4月から、BLES-Kinder(BLES-K)プログラムを実施しています。
学年が進むにつれて、生活のいろいろな場面で、英語による働きかけ、英語での発信が増えてきます。年長後半は保育時間の半分程度が英語活動になり、1年生からのBLESクラスへ無理なく繋げるそうです。
玉川学園の幼稚部や小学部は、都心から遠距離という不利な条件にも関わらず、当会でも必ず数名の受験生がいます。入学された子供の保護者からBLESクラスについての報告もよく耳にします。大胆な教育改革がどのように実を結んでいくのか楽しみです。
小原國芳氏の掲げた全人教育の魅力と幼稚園から大学までが揃った広大な自然豊かな敷地と施設の素晴らしさだけでなく、以前からの国際性豊かな人的環境は、K-12一貫教育を創り出すような時代を先駆けた先進性があるからでしょう。
また、都心部の有名附属と同様の保護者層の良さもあまり知られていない特徴であることも付け加えておきましょう。小田急線沿線で遠方と感じる附属ですが、幼稚部、小学部共に一見の価値がありますから、私立附属教育に興味を持つご両親は説明会等に足を運ぶことをお勧めします。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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