都内の私立附属幼稚園・小学校の受験が終了し、私立関連では慶応横浜初等部の二次考査や少数の小学校の二次募集だけとなり、残るは国立大学附属小学校の受験だけです。
当会では、特に筑波大学附属とお茶の水女子大附属を中心に受験指導を続けていますが、この八年間は私が指導主任です。もちろん年長主任の行動観察指導の力を借りるのは言うまでもありません。筑波のペーパー枚数は三枚程度、お茶の水女子大はペーパーを使用しない考査です。制作・巧緻性、そして行動観察の評価が合否の分かれ道ですから当然です。
しかしながら、私立附属受験準備を重ねた子供の中に、一次抽選通過後初めて受験用問題集を見たような子供もお預かりすることも珍しくなく、年長児と年中児を一緒に指導しているような気がする時があります。
例年のことなので私も慣れましたが、私立附属合格者でも受験終了後暫く間が空くために、身につけた力量を発揮するようになるまで一、二週間かかりますから、全ての子供を一から立ち上げていくような気持ちで取り組んでいます。
12月中旬の二次考査までは一か月しかないのですが、「一か月もある」という気持ちを大切にして週三回の指導を続けていきたいと思っています。
さあ、明日から国立受験準備指導が始まります。ギリギリまで絞り上げる為に甘い顔は捨てましょうか…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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