平成２９年度　 幼稚園受験準備家庭向け　塾長セミナー

既にお申し込みの皆様ありがとうございます。参加費用の変更をお知らせします。

第一回テーマ「附属幼稚園が求める親子の真の姿」

「園別に準備しなくては合格しない」「在園家庭の親子の姿なることが合格の条件」と、保護者が思い込んでしまうのはよくあることです。

例えば、白百合学園幼稚園合格を目指す家庭があるとします。恐らく保護者がもっとも信用しやすい情報は、「白百合ではね…」的な情報でしょう。でも在園家庭の親子の平均的な姿になることが合格の条件でないことを私は経験で知っています。附属とご家庭の属性の一致は、そんな薄っぺらいことで判断できるものではないのです。

附属の園児や保護者の姿は、在園して一定の期間を経て出来上がった姿であることを理解できますか？白百合学園の先生方が考査の際に確認したいのは、素の状態の「保護者の人的魅力」であり、子供ならば「親の子育ての結果」です。

平成27年度私立附属幼稚園・小学校受験を終了してpart4 で、私は次のように述べました。
 

幼稚園受験はまず親としての成長が先で、その後に子供が追従して仕上がっていく順序が正しい手法です。保護者それぞれの子育てを確立していくためには、親が自らの人間性を知り、その姿になった理由を理解することが第一歩です。その部分をおろそかにするために、ただ型にはめるだけの手法しか行わない受験指導は保護者の成長を生み出しません。

未経験の方々だからこそ「こういうもの！」という定番的指導にはまりやすいのは無理もありませんが、親も子も真剣に選ぶ姿勢を持つ有名幼稚園であるほど、「自分の頭で理解し考える事ができるご両親」だけを求めているのですから、ご両親の魅力を導き出す教師の存在は重要です。

「自分の頭で理解し考える事ができるご両親」になることは、全ての附属幼稚園が求める親子になるための必要条件です。第一回の塾長セミナーではその点を中心に深く掘り下げて、みようと思います。

＊授業中に行う会員向けセミナーにご多忙で出席しにくいご家庭は今回のセミナーの出席をご利用ください。