(問)小学校受験準備の年長クラスの指導について教えて下さい。C期間【9月~10月末卒業式】
(答)保護者から「考査期間中、最もしっかりしていたのは子供でした(笑)」という声を聞くことも多く、子供達は信頼できる存在に成長します。
《授業》
・夏期講習終了後は「受験準備が完成した…」と言っても良い時期です。ほとんどの会員がいつ受験会場に足を運んでも考査を無事にこなすことが可能でしょう。
しかしながら9月は学校説明会や願書の記入、面接対策等々で保護者が忙しく、落ち着いて子供と向かい合うことが出来ません。そのために子供が不安定になり身についた能力を発揮できなくなることが多々ある時期なのです。
そのために、子供の様子の変化について細心の注意を払いながら、完全な親離れ状態に子供を成長させる指導を心掛けます。現実に保護者から「考査期間中、最もしっかりしていたのは子供でした(笑)」という声を聞くことも多く、子供達は信頼できる存在に成長します。
・9月から月謝制が無くなり、回数制になります。9~10月は、保護者にとって煩雑な用の多い時ですから、自身のマネイジメントで受講していただく為の配慮です。
・10月の最終授業日の後半、保護者に見守られながら卒業式を行います。私が終了証書を授与し、主任が成長記録となる授業時の写真と手紙を渡しながら、一人ずつ心のこもった言葉掛けをします。子供達はその言葉を胸にして「慶進会幼稚園」を卒業していくのです。
・子供達は親や教師に見守られながら一人で受験に挑戦します。やれることは全て行ってきましたから私達に不安はありません。
《指導内容》
・考査現場で起きうる様々な局面に対応できるように、夏期講習に引き続き毎回の授業が結果を出すための機会となるように指導をします。複数の併願校全てに力を出せるよう、過去問を基にした応用問題も数多くこなします。
・土曜日の午前中の土曜特別クラス「思考力発達指導」は、毎回指導内容のテーマが変わる形となり、選抜制ではなく自由選択となります。
《保護者》
・入会時から続けてきた授業解説は9月から無くなります。保護者も自分自身の足で受験に向かう時期となったと言えるでしょう。主任の判断で短時間ですが、保護者の様子を確認しアドバイスをするために解説時間を時々設けます。
・受験直前期の日曜祭日に模擬テストで疲弊して、能力低下をおこす子供を沢山見かけます。会員には、有効な模擬テストの利用の仕方を早い時期にレクチャーしていますが、親の自己満足のせいで子供が翻弄されないように注意を促します。
・願書準備、面接対策が不十分のままで受験に臨まないように、私の拘りと言ってもよいぐらい徹底した準備機会を設けます。
・願書提出が済み、日程が決まった10月は保護者も落ち着きます。東京の附属が本命であっても、既に東京以外の附属小の受験は始まっていますから準備期間ではありません。ご家庭全員がこれまでに積み上げたものを如何に発揮できるかを、神奈川や埼玉県の附属の考査で経験しながら、万全の受験体制を作り上げていきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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