11月2日(土)光塩女子学院幼稚園(2保)の合格報告を頂きました。
幼小の宗教教育の定評が高い光塩女子学院幼稚園に、志願者がいない年がここ数年続いていましたが、2保で1名のみですが合格報告を久しぶりに頂きました。
ミッション系女子校附属は、大学受験の結果で人気が左右されやすいのですが、近年初等科の人気が低迷気味なのも、系列高校の受験結果が影響しているのかもしれません。
令和6年の幼稚園・小学校受験情報の第一報は下記の発信でしたが、この生徒は3保受験で入園された当会出身者でした。
その後本年迄、光塩幼稚園の受験に記憶が無いのは、安定した人気を維持していた幼稚園だけに寂しいものがあります。
光塩幼稚園は、内部進学選抜で選ばれないと初等科への内部進学が認められず、初等科の一般試験を選択するか、他校の受験を目指す家庭も混在する幼稚園であった為、年長学年になると保護者の腹の探り合いが多い…などの噂話をよく耳にしましたが、初等科進学ね条件が楽になったそうで、そういう声は聞こえなくなりました。
系列小学校の附属幼稚園でありながら、地元色の強かった幼稚園のイメージを払しょくし、通園地域が広くなるためには、初等科の人気が高まり系列幼稚園の競争率が上がる必要があります。でもそれには大学受験の好結果や語学教育の充実などの条件が必要なのは言うまでもありません。
しかしながら、光塩女子学院には宗教教育があります。その評判を耳にして興味を持ったご家庭が見学をし、先生方と直に対話をしてこの幼稚園を志願した方は過去に沢山います。
ミッション系の附属の本来の魅力は、宗教に深く関わった先生方からの人的影響です。語学教育の充実や大学受験の結果、国際バカロレアの資格取得etc、での志望校(園)選択理由は理解できますが、中学以降では得られない幼小の人的影響の価値にもっと目を向けて欲しいと思います。
光塩女子学院幼稚園は、3保(男女合計50名)と、2保(男女合計35名)、1保(若干名)の男女合計90名の募集をしています。平成28年度の募集では3保・2保合計で120名の募集でしたから、約30名募集人数を減らしています。
また、核家族化・少子化故に、同年代の遊び場が減少している現実に対応するために、2011年より1保クラス(若干名)を設けています。
2年保育の考査では、親子遊び・個別テスト・親子面接・母子小集団テストと、豊富な内容の考査を行っています。入園希望の保護者は子育てにしっかり手を入れ、成長を促すだけの準備を重ねて下さい。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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