か2024年　年中クラス　山中湖サマースクール７日目②

令和６年度けいしんかい

山中湖年中サマースクール（六泊七日）

そろそろご両親達の待つ東京へ向けて出発します。

本年度のサマースクールは、サマースクール指導経験の豊富な太田順子先生が、教室の年中クラス指導主任の傍らサマースクール主任として準備を重ねてきました。

本年度は生活力向上徹底はもちろん、集団行動ができない子、発言をする意識が足りない子、人の話が聞けない子、約束を守らない子、自信がない子、活力がない子…そして何よりも自分のことしか考ない行動をする傾向の子に対し徹底した声掛けと指導をしました。

もちろん7日間でこれまでの育ちで身についたものを真逆に変えることなどできませんし、親から受け継いだ本質的なものを変えてはいけません。それでも客観的に見て成長したな！と感じる子が多数いるのが七日間の結果です。

大事なことは本人が自分が他者にどう思われているかを理解し、変える意識を持たせることです。

自分で自分を知り、直す意識を持たせるのが年少から年中以降の子育てであり、家庭だけでは変えられないことを保護者にも理解して欲しいと願っています。

年中以降の育ちは親だけでは不可能です。社会で生きていく為に、影響の大きい場や機会を与え、認知能力だけでなく非認知能力とのバランスを考えた子育てを心がけるだけです。

放置すればそのままの姿で歳を重ねていくだけですから、どこかで大きなくさびを打ち込む覚悟が親には必要です。

全国の小学校の１％しかない附属小学校はくさびを打ち込むだけでなく、親にも学びが大きく，影響の多い場です。

七日間子供を手放すことは、短期間ではありますが、親にとってもこれからの子育てを考える機会が得られたと考えるべきでしょう。子供がいない寂しさはそれぞれの親にとっても価値を生むものです。

私立附属幼稚園の子供も、来年受験を控えている子供も、「その子らしさを変えずに人間力を磨き、就園・就学後に成長できる子供を育てる」事をモットーにしている当会のサマースクールに24名の子供たちが参加しサマースクール劇場の主役になりました。

毎年サマースクールを題材にした映画を撮っているかのように、魅力的で個性豊かな主役達が，私のプロデュースする映画で演じてくれたようなものです。

みんな！よく頑張ったとおもいます。

暑さに負けず、活動的な夏を過ごしご両親をびっくりさせて下さい。

また会う日を楽しみにしています♪

貸別荘ステップハウスの皆様お世話になりました。

これにて「けいしんかいサマースクール劇場　令和６年度版」完！