「幼稚園受験の準備っていつから始めたら良いの？⑵」

「いつから始めたら良いか？」の質問の答えとして、2歳児の「最年少クラス」時期の集団教育は大切であることを⑴で述べました。

今回は生成りに育った３歳以降の子供の場合に何が大切かについてお話しましょう。

【３歳児の年小クラスでは】

このクラスで附属幼稚園を目指す家庭にとっては、⑴で述べた「親子が身につけるべきこと」の仕上がり状」によって磨く内容が異なるのは当然です。

この年齢から二保の受験や小学校受験を目指す場合は、２歳児から教室に通っていてくだされば、男女格差や月齢格差はあるにしても、指導内容に対して躊躇なく積極的に取り組む姿を観察することが可能です。

３歳児の年少クラスから受講されるのであれば、既に手の入っている子供たちの影響を与え、できるだけ早く吸収させるように指導します。個々の成長の違いによって異なるご家庭へのレクチャーも、より詳細に大胆にお伝えしなくてはならなくなります。

この年齢を過ぎて４歳児の年中クラスになってしまうと、原点を埋めながら成長させなければならないので、ベテラン教師の高い指導力が不可欠となります。

言葉で述べるのは簡単ですが、高等技術を持ち保護者を上手にリードする事が可能なプロ教師でないと対処できなくなりますから、可能であれば年少クラスまでに育ちの原点を身に着けておくことが大切です。

麹町慶進会　塾長　島村　美輝　　　　　　　　
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