小学校受験準備をブラッシュアップ
小学校受験の考査で出題される「常識分野」は…
科学的常識、道徳的判断、交通常識、躾、挨拶と言葉、時間の推移etcがあります。
その中でも出題例の多いのが科学的常識です。
今日の年長クラスでは、科学的常識の定番「浮くもの、沈むもの」の学習をしました。
これは「浮くもの」なのか「沈むもの」なのかを答えさせ、実際に水の中に入れながら確かめていきます。
「蓋のあるガラス瓶」と「蓋の無いガラス瓶」ではどうなのか?「コインや釘のような金属」は?「野菜や果物」は?
リンゴを手に持たせると大きくて重いので、全員が沈むと予想したのにぷかぷか浮くと、子供達は「えー?」と大きな声で驚きます。
「大きくて重いもの」が必ずしも沈むとは限らないことを知り、何故なのかを考えさせ、その理由を述べさせながら授業は進行します。
ただペーパー等を行って、解答を覚えさせるような学習は無意味です。考えさせ、発言させ、結果について考え、その理由を述べさせることが重要です。
もちろんペーパーを先に行ってから、実験で確かめさせても構いません。学び方は様々で決まりはありません。
ただ、面倒でも子供達の目が輝き、思わず声が出るような驚きのある経験をさせなければ、表面的で薄っぺらい学びとなるだけで定着もしなければ、発想や発言力も育まれないのです。
教室で学んだことを、家庭でさらに深く掘り下げてみるような手のかけ方が必要なのです。参考書を読みながら学習が可能な年齢ではないのですから当然のことです。
子供と向き合いながら、我が子の学び成長する姿を楽しんで欲しいのです…
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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