今回は、病気やケガ等で休まざるをえなかった過去の生徒達から学んだ、「集団学習を一定期間休み続けたことによる影響」についてお伝えしたいと思います。
小学校受験を終えて、教室通いをしなくなった生徒が二週間過ぎると、聞き取り能力や記憶力低下を起こし、親が心配になるほどの様子になることはよくあることです。
その為に、私立校受験終了後の国立大学附属受験では、子供の能力低下への対処が合格に大きく影響することを、ブログで何度も述べてきました。
教室卒業後、集団指導の機会が無くなったため能力が発揮できなくなる事例と同様なのが、マイコプラズマ肺炎や溶連菌感染などが長引き、一か月近く教室を休まざるを得なかったケースです。
個人差はありますが、一か月間休まれた場合元の状態まで戻すのに、一、二か月間は必要ですから、伸び盛りの八月に一か月間集団指導を行わなかった子供は、個別学習で補い続けても輝きを取り戻せず。志望校を変えざるを得ないか、受験を諦めなくてはならなくなる例もありました。
しかしながら能力が出せなくなっても、一度身に着けた能力を無くしたわけではなく、休眠状態に入ったようなもので、必ず戻せますから慌てないことが肝要です。
これから準備を始めようとするご家庭には酷ですが、残された時間が六カ月あるならば慌ててはいけません、親の動揺が子供の不安に繋がります。復帰してからの計画を練り直せばよいだけです。
受験準備で思うようにならない家庭や、病気やケガ等々で長期離脱して元の状態に戻せるのか不安な家庭はご相談ください。個々の状況に応じた助言をさせていただきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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