志望校・志望園を選ぶ視点⑿
職業層による選び 医師家庭編
医師家庭に人気の幼稚園と言えば…
白百合学園(三保・二保)と雙葉(二保)、暁星(二保)が代表的ですね。
加えて、職業に就く母親を支え続けてきた日本女子大豊明(三保)も近年医師家庭の割合が高くなっています。
医師家系の親は、我が子も医師に…と願う方が多いので、特に開業医の場合は事業承継という点でも強く願うのは当然です。
医師になるには、医学部を受験しなくてはなりませんから、大学受験のしやすい環境の系列高校の附属幼小を選択するのは当然の流れです。
医師家庭のカソリック系附属校人気は近年の傾向ですが、成蹊や桐朋学園、森村、桐蔭、さとえ学園、浦和ルーテル等の大学受験校の附属、筑波大附属やお茶の水女子大附属を代表とする国立大附属、医学部のある慶応幼稚舎や理系の横浜初等部も人気です。
併願校として中学受験校の人気は安定していて、国立学園・宝仙学園・都市大学附属・洗足学園・精華等を志望校に加える割合が高いのです。低学年の人的教育もしっかりしている上に、受験指導や志望校相談も予備校並に行い、合格結果も公表していることが、医師家庭に評価されているのだと思います。
でも、中には青山学院や成城学園、学習院のような大学受験のイメージを感じない附属に通わせようと思うご家庭もあって、濃い人的影響を受ける幼小の育ちを経てから中学受験をさせる家庭も増えています。
大学まで一貫のイメージが強い学校から、高学年から準備を始めて、中高一貫の大学受験校にチャレンジさせ、医学部受験への道筋を用意するのは、ほとんどが医師家庭だと思います。
一見回り道のようで無駄ではないか?と思う方も沢山おられるでしょうが、それを無駄な事ではなく、我が子の人間形成には必要な人的影響と考える方も当会ではよく見かけます。
子供達は、公立よりはるかに多い行事を全てこなしながら思い出を心に刻み、附属幼小を故郷のような場として「将来親になったらこの学校に通わせます」なんて立派な事を言いながら巣立っていくのです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
Tel 03-3265-7774 / Fax03-3230-4737
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