11月29日(水)慶應横浜初等部の合格報告を頂きました。長い受験期間を経ての合格でしたから、心から祝福したいと思います。
私立小学校受験の最後を締めくくる慶応横浜初等部は、11月11日(土)に行われた一次考査(ペーパー)により、幼稚舎合格発表後の16日に募集人数の三倍の合格者を発表します。【募集人数 男子66名 12倍程度 女子42名 16倍程度 昨年度】
続けて二次考査は22日~25日(内一日)に行いました。横浜初等部の二次考査は以下の行動観察中心の考査です。
近年では①課題制作②制作作品を利用した遊びや、道具を使った集団遊び③運動能力(サーキットトレーニング中心)の三つの内容で行動観察中心の考査を行っています。
「幼稚舎と横浜初等部の両方に出願すると一方しか合格できない…」のような噂が流布されているようですが、当会では男女共に両方合格する子供が過去に数例ありましたから、都市伝説のようなものでしょう。
当会の会員では、近年幼稚舎より横浜初等部の方が多めの傾向が最近続いています。大学受験志向の高学歴の共働き家庭の割合が近年高めで、大学受験志向の生徒が大半の系列小学校(大学附属でも同様)を第一志望にされる傾向故の選びなのでしょう。
横浜初等部の考査日程が遅い為、東京都の有名附属に合格している子供でも、中途半端に間が空きすぎるために一次で不合格になる事もあり、10月末のピーク状態を維持する事の難しさを感じます。
11月末の学芸大附属各校や、12月中旬のお茶の水女子大、筑波大附属の方が、能力を引き上げ、受験に臨む意識を持たせる為の時間が十分にとれるので、緊張や幼さ故に十分に力量を発揮できなかった子供にも大いにチャンスがあります。
十分に準備期間をかけ抽選を通過されたご家庭は、親が最後まで諦めず挑戦する意識を高めて欲しいと願っています。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
Tel 03-3265-7774 / Fax03-3230-4737
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