志望校・志望園を選ぶ視点⑸
幼稚園篇① 自然体でいられるか?切り替えが必要か?
今回は幼稚園選びに特化して考えてみましょう。
三年保育の受験は見るからに幼い子供達の受験ですが、合格する子供の姿は言葉にできない程の輝きがあります。能力の高さや発達の早さというより、手を入れたことによる「資質に磨きがかかった姿」とでも言いましょうか、とにかく光り輝いて魅力に満ち溢れています。そのような子供は多くはありませんから、どのような園でも先生方の目を引きます。
その宝石のように磨かれた我が子を連れ、自信を持って考査に臨んで欲しいのですが、園ごとに保護者や先生方の人の有様が異なるケースが多いのが附属幼稚園らしさです。
その魅力を十分に出し切るためにも、その園のタイプを見極めておく必要があるでしょう。
A:自然体でいられる園
B:気持ちの切り替えを必要とする園
上記ように、子離れのできる親の下で成長著しい男子を好む暁星幼稚園や、切り替えができ、我慢強い女子を選ぶ白百合幼稚園ならともかく、保護者の予想以上に育ちを重視し、能力差が判断基準になりにくい多くの附属幼稚園受験では、上記の条件が志望園の絞り込みの参考になると思います。
一口に自然体と言っても、様々なタイプの子供がいるのでご家庭によって異なりますが、初の場で緊張している子供が気持ちを切り替える事は容易なことではありませんから、志望園がBのタイプなのであれば、切り替えが可能な子供に仕上げていくしかないでしょう。
しかしながら、日程さえ重複しないならAタイプの園も併願された方が賢明だと思います。単願的になりがちな幼稚園受験ですが、合格を呼び込むには保護者の知恵や戦略が必要なのです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
〒102-0084東京都千代田区二番町9-2日興ロイヤルパレスB1
Tel 03-3265-7774 / Fax03-3230-4737
http://www.keishinkai.ne.jp/
【新年長児対象 冬期講習】
【新年長児対象 新年長児発達診断テスト】
コージアトリエ『ご家族で取り組むお受験スタイル』 - YouTube