11月17日（金）今日は、慶応横浜初等部の一次発表の日です。男女の複数合格報告を頂きました。

横浜初等部の二次は行動観察中心の考査で子供を見極めます。一次、二次の選抜方式を行う受験の定番で、二次考査が約４倍の競争率になるように絞り込みをするための考査です。

多くのブログ等で一次考査について、「小学校受験の出題としては一般的で、特に難度も高いものではない…」と報告されていると昨年お伝えしましたが、今年度の考査は難度は高かったようで、かなり力のある子供でも合格を頂けませんでした。

しかも、高い競争率でライバルの多い横浜初等部の一次考査です、成蹊、暁星、聖心、白百合、立教女学院、雙葉、英和や中学受験校を目指す子供並みの力量が一次合格の条件であることは間違いがないところでしょう。

昨年の女子会員はミッション系附属の人気が高かったために、幼稚舎、横浜初等部共に受験者数は少数で、男子は幼稚舎よりも横浜初等部の方が志願者数が上回る結果でした。

しかしながら今年は雙葉を始めとしてミッション系附属の女子志願者が少なく、共学及び無宗教系の志願者が多い年でしたから、幼稚舎、横浜初等部共に増加傾向でした。

理由は簡単で医師家系のお子さんが少なかっただけのことです。医師家系は医学部を持つ慶応の附属小学校を安易に選ぶことはありませんし（系列高校からはクラスに一名程度しか医学部に進学できない為）

大学の系列小学校であっても、大半が大学受験をする系列小学校を選ぶ家庭が多い傾向にあるということです。

医師の資格を得る為には、医学部に進学をしなければなりませんから当然でしょう。

横浜初等部の二次は制作や絵画などの出題で発想力の豊かさを見抜き、運動や行動観察考査で生命力の高さを確認されます。11月1日から日が過ぎている為に、モチベーション低下や集団学習不足による速度や能力の低下を起こさなければよいのですが、10月末までに身に着けた力量を信じて見守りましょう。

二次の合格発表は２９日（水）…まだまだ先です。なんと長い道のりでしょうか

慶應義塾横浜初等部慶應義塾横浜初等部 公式Webサイトwww.yokohama-e.keio.ac.jp

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