最年少クラスは順調に9~10月の指導を終え、幼小受験真っ最中の11月の授業初日を迎えました。
幼稚園受験主任の榊原先生が母子分離中心の指導を始めるのは来週からとなるので、二か月間導いてきた平先生の親子授業を今日も継続しました。
今まで家庭中心の子育てをされてきた家庭にとって、この二か月間の親子指導は学びの大きいものであったと思います。
女子でも早生まれや、これまでの親子間の距離の取り方によっては、男子と変わらない様子の子供もいます。
兄や姉のいる子供は、一人で取り組む意識があるだけでなく、指示理解力も高くなります。年長者の影響だけでなく、親の子育て経験も豊富ですから、適切な手の入れ方が出来て当然です。一人目の子育ての時はどの家庭でも同じということです。
一人目の子育ては慎重すぎるか、反対に考えが浅すぎる関わり方に偏るものです。また、親の性格故の影響もあります。
この二か月間親子共に見事に成長され、本年度の最年少クラスの核になる親子になられたと思います。9~10月は忙しい時期で全ての授業を見ることはできませんでしたが、今日の様子を見て確信しました。
幼児教室は集団教育を通じて、失敗や成功を繰り返すことや、他者の様子を見て学ぶ事の繰り返しです。ゆっくり時間をかけて熟成するワインのようなものです。
これから暫く、最年少クラスは母子分離授業を続けます。親の姿が見えないと泣いたり、動けなくなる子供いるでしょう。しかしながら親がいなくても自己制御が可能な心の発達をさせるためには、母子分離は必要なのです。
子供の成長を楽しみながら見守ってあげて欲しいと願います。来年の受験期に、我が子以上に親自身が成長していることに気付く日がやってきます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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