11月1日(水)白百合学園幼稚園三保と二保の結果報告を頂きました。郵送の一次と異なり、朝10時に手渡しという近年では珍しくなった発表方法は今年も健在です。
幼稚園受験クラスはコロナ禍の影響が特に大きく、入会時期の遅さが目立つ年でした。親子共に準備期間が一年は欲しいところですから、特に幼さの目立つ幼稚園受験クラスの子供達を成長させることは大変でした。
三保で複数合格(補欠1名含む)の報告を頂きましたが、準備期間が短く、附属幼稚園に相応しい親になる為に不可欠の、受験に臨む意識を高めることの大変さを味わった年です。
幼稚園受験はまだ前半戦が終了したところです、気を引き締めていきたいと思います。
ところで、幼稚園受験を単願受験にしてしまう家庭は多いようですね、受験を考えた時に特定の園にしか興味を持てないのは無理のないことですが、小学校よりはるかに家庭と幼稚園の属性の一致が結果に繋がる受験です。一つに特定せず他の園にも目を向ける余裕が必要です。
幼児の受験は会社の就職試験に類似しています。就職に臨む学生時代を思いだしてくだされば理解できる筈です。
志願園の決定については幼児教室にも責任があります。小学校は保護者面接の無い学校から、相応しい親を選ぶ意識の高い学校まで存在する多様な受験ですが、幼稚園は違います。
幼稚園なのか小学校なのか、それとも中学受験以降なのか?
子供だけでなく親にとっても影響の大きい附属はどこなのか?
踏み込んだ相談であっても適切なアドバイスをしなくてはならないのが幼児教室です。
それは、ご両親と教室の間に「風通しの良い信頼関係」が前提であることは言うまでもありません。
幸い新最年少クラスは、昨年と違って9月のスタート時点から体験指導が多く、母子分離授業になる11月からの集団指導に必要な生徒数が揃いました。
年長クラスも年中クラスからの会員が多く、11月から良きスタートがきれます。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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