お腹に響く太鼓の音と子供達の大声が、自宅の窓から聞こえてくるようになったのは、10日前頃からでしょうか…
例年10月初旬になると必ず聞こえてくる私の母校「麹町小学校」の応援練習、長かったコロナの禍中は聞えていた筈ですが…
母校の目の前のマンションに引っ越しをしてから、既に10年以上過ぎましたが、私の記憶など曖昧なもので昨年の事すら不確かなものになっている老化にただただ驚くばかりです。
まあ、未だにコロナ禍同様の生活を続けておられる一部の方々を除き、5類に変更されてからのイベントなどのあまりの様変わりには、私の老化が可愛く思えるぐらいの劇的変化です。
朝9時過ぎの麹町小学校構内には既に沢山の保護者達の姿が…
敷地の横に回り込むとグランドの全貌が見えました。これから様々な競技やダンスが行われるのでしょう…競技に臨む前の子供達の興奮を感じます。
競技や演技に臨む前の人間の姿は、戦国時代であろうと80年近くも戦乱から遠ざかっている現代であっても、さほど変わるものではないのでしょう、DNAの中に刷り込まれた記憶は簡単には消せるものではないことを感じます。
目の前のマンション在住の方々の中には、騒音にしか聞えないかもしれませんが、夕方には聞こえるであろう勝利の雄叫びまでは我慢をしていただきましょう。
暫く運動会の進行を眺めていたいところですが、今日は午前中から年長クラス、年中クラスの授業があります。先日発達診断テスト受けた年中会員との両親面談が待っています、午後は面談対策指導を予定している年長や年少のご両親が来会します。母校を後にしましょう。
お弁当持ちで朝から夕方までのロングラン授業に参加している年長クラスの生徒の中には、面接に向かう為にご両親と出かける子もいれば、面接を終えて再び帰ってくる子も若干名います。
午後には昨年卒業し、別々の女子校に通学中の仲良し二人が、教師のお手伝いに来てくださいました。彼らは先生たちから招待を頂いた憧れの先輩達…「かれらのようになりたい!」「認めてもらいたい!」「両親に喜んでもらいたい!」
二人が帰宅するので、お礼の言葉と共に送り出す年長の生徒達にエールを送る卒業生達…
運動会のような大きな歓声は聞えませんが、ここにも自己との闘いを制する為に自己研鑽を繰り返した子供の息遣いと熱気が存在します。
だから、私もご両親に対して、妥協も手抜きもせずに向き合うのです。ご家族の安堵と満足、喜びの表情を見る幸せを得たいからです。
麹町慶進会 塾長 島村 美輝
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